講演 通訳あり ワークショップ M:マネージャーにオススメ L:リーダーにオススメ D:デベロッパーにオススメ
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9:50 – 11:20 | 「エンタープライズ・スクラム: 企業活動にスクラムを」 |
(90 min.) | |
講演 同時通訳 M L D
エンタープライズ・スクラムとは、スクラムの企業で利用するための応用例のひとつです。 スクラムを企業活動で利用するためには、業種のよる差異、組織レベルごとのビジネス目標の差異などに対応しつつ、複数のスクラムチームが互いに協調し、スケールできるようにしなければなりません。そのため、エンタープライズ・スクラムには、必要にして十分なだけのパラメータ設定、オプション、追加要素や変更要素、代替手段などが含まれています。 スクラムは、アジャイルマネジメントのフレームワークですが、ソフトウェア以外の一般的なマネジメントに適用させ、企業のニーズにあわせてスケールさせ、既存のビジネスプラクティスに適合させるのは簡単ではありません。 このセッションでは、スクラムをより今日のビジネス環境に適応する形に一般化し、スケールさせる技法を見ていきます。 [講演者] マイク・ビードル氏は、初めてスクラムを取り入れたうちの1人(ボストンにいたジェフ・サザーランド氏のチームについで2番目)で、1995年からさまざまなビジネスの環境でスクラムを実践してきた経験を持つ。彼は、教育、コンサルティング、メンタリング、コーチングを提供するほか、実地でコンサルタントや開発者、スクラムマスターを提供することで、スクラムを多くの人や会社に紹介してきた。彼の認定スクラムマスター研修では、エンタープライズ・スクラムに重点がおかれている。 彼は、史上初のスクラムの本『アジャイルソフトウェア開発スクラム』の共著者であり、スクラムについて初めて発表された論文や、アジャイルソフトウェア開発宣言や、これから世にでるスクラム・パターン・ランゲージの本の共著者でもある。彼はまた、毎年世界各地のアジャイルやスクラムのカンファレンスに参加し、ワークショップや基調講演を行っている。現在は、『Enterprise Scrum: Agile Manifest for the 21st century』を執筆中である。彼はエンタープライズ・スクラムの定義の作者である。 彼は通常、エンタープライズ環境においてスクラムの実践者やチームに指導を行っている。そこでは1つのプロジェクトで同時に複数のチームが動いていることもあるかもしれない。彼の顧客は、ソフトウェア開発企業のみならず、銀行やヘッジファンドなどの投資企業からアメリカ国防総省のような政府機関まで多岐にわたっている。 |
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11:30 – 12:20 | 「”Be Agile. Scale Up. Stay Lean: Have More Fun” 〜 アジャイルになり、スケールアップし、リーンなままでいよう:もっと楽しもう」 |
(50 min.) | |
講演 同時通訳 M L D
スクラム、XP、Kanban、その他関連する手法によりソフトウェアチームの生産性と品質が大きく変わることが実証されてきた。しかし、これらの手法には企業レベルにスケールアップするために必要な要素が元来備わっていない。この業界で必要とされているのは、単純すぎて共通性のない開発中心の手法群からスケーラブルで統一化された手法への移行である。このスケーラブルで統一化された手法は、組織における複雑な要素や他の利害関係者達に対応し、方向性が揃った協調的なソリューションの開発を通じて企業級のプロダクトやサービスの実現を可能にする。 [講演者] ソフトウェア業界のベテランであり、Lean System Societyのフェローであるディーン・レフィングウェルは、ソフトウェアチームが自らの目標を達成することを支援することに自らのキャリアを費やしてきた。著名な方法論者、著者、コーチ、起業家、役員であり、彼はRequisite社を創業し、その会社がRational Software社に買収された以降4年間Rational Softwareの副社長を務めた。Rally Software社では、チーフ方法論者として大規模アジャイル開発をサポートするのに必要なツールやプラクティスの定義や実現を支援することにより、大企業がアジャイルさのビジネス上の利点を達成するのを支援した。レフィングウェル氏は、Addison-Wesley社から刊行されているAgile Software Requirements、Scaling Software Agility(邦訳「アジャイル開発の本質とスケールアップ」)の著者である。彼の最新のプロジェクトはScaled Agile Framework (scaledagileframework.com) である。このサイトでは、最も大きなソフトウェア企業向けにリーンとアジャイルプラクティスを拡大するための包括的な体系を説明している。 |
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13:30 – 14:30 | 「Bing開発グループはどのようにして毎日リリースをしているのか」 |
(60 min.) | |
講演 M L D
検索結果を表示するという機能がなにをもって「その機能がある」と言えるのか、その合意が非常に重要です。どこまでをクライアント側に実装しどこからをバックエンドに持たせるかを切り分けることで、デバイスやネットワークの環境に合わせるだけではなく、リリースのサイクルにも効果的に工夫をすることができます。日本に拠点を持つマイクロソフトディベロップメントのBing開発チームが実践している開発とその方法をご紹介します。 [講演者] 2005年 マイクロソフト入社。MSN 検索チームにて検索結果の品質向上に携わる。以降、一貫してWeb検索技術に携わり、マイクロソフト本社にてアジアマーケット向けのWeb検索品質向上に取り組み、日本向けの検索技術センターにてリードプログラムマネージャーとなる。現在は日本にて検索技術センターの東京オフィスマネージャーを務める。 |
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15:00 – 16:00 | 「中小SI・受託におけるアジャイル・フレームワークとの向き合い方」 |
(60 min.) | |
講演 M
変化の抱擁を促進し、検査と適合による顧客と共に成長することを目指し3年前にトップダウンで導入したスクラム。様々なプロジェクト、チームに様々なアプローチで適用した結果、何に成功し、何に失敗したのかを元に今後どのようにスクラムなどのアジャイルフレームワークやプラクティスと向き合っていくかについてお話いたします。 [講演者] 飲食、アパレル、アミューズメントなどのサービス業を経て1998年起業、1999年有限会社アルティネット設立。 代表取締役社長現任。 |
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16:30 – 17:30 | 「ユーザ主導でのAgile実践事例」 |
(60 min.) | |
講演 M ユーザ企業のIT部門が、内製でアジャイル開発を行った事例をお話しします。 [講演者] 製薬会社の情報システム部門で、自社システムの設計・開発を行ってきました。 社内の基幹系システムの再構築においては、自分たちの責任でプロジェクトを推進し、内製で設計・開発を行い、そのドライブとしてスクラムを実践してきました。 その中で、ユーザ企業とベンダーの関係はいかにあるべきか、それぞれの役割はどうあるべきか、などを探求しております。 |
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13:30 – 14:30 | 「仕事のやり方を変えよう!~アジャイル改善塾・Ⅰ期生の挑戦~」 |
(60 min.) | |
講演 M L D
変化の速度がどんどん早くなりつつあるIT業界、そんな中、企業全体が変化に追随できないと生き残れない。 [講演者] ユーザ系SI企業に入社以来、アーキテクトとして主に製造業のお客様を中心に担当。現在はアジャイル開発の啓蒙・教育にも携わることで、日本の製造業をITで支援し、強い日本の復活を願っています。 白井 勝敏氏(シライ カツトシ氏) 現在、エネルギー系企業のお客様に対して、基幹系システムの維持管理チームの 東村 奈緒美氏(ヒガシムラ ナオミ氏) 主に自治体を顧客とした地域情報化などのコンサルティング業務に約10年間従事し、2004年から現所属にて社内人材育成業務に従事。 |
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15:00 – 16:30 | 「われら新米スクラムマスターズ!」 |
(60 min.) | |
講演 L
スクラムをまったく知らないところから、初めてやってみた!という“新米”のスクラムマスターたちによるパネルディスカッションです。 [講演者] 自社パッケージ製品の開発を経て、2009年から「エンタープライズシステム開発」でのアプリケーション基盤・開発プロセス整備・標準化策定に従事しています。アジャイルプロセスでは、プロジェクトマネジャー・ファシリテーター・ITアーキテクトを経験し、現在自社でのアジャイルマスターの育成に携わっています。 佐藤 ゆうき氏(サトウ ユウキ氏) 2012年8月から、某生命保険会社での受託開発プロジェクトに参画し、お客様と協力して開発者40人を超える規模のアジャイル開発を実践しました。第一次リリースは完了し、今もプロジェクトは続いています。書籍「アジャイルサムライ」を参考に、スクラムマスター役に初挑戦しました。 佐藤 竜也氏(サトウ タツヤ氏) 2009年新卒入社以来、公私ともにRubyプログラマーとして開発をしています。 |
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16:30 – 17:30 | 「システム子会社におけるアジャイル開発のとりくみ」 |
(60 min.) | |
講演 L
『スクラムを実践している、もしくは実践しているがうまくいっていない』というリーダー層・マネージメント層の人たち向けに、弊社での取り組み事例をお話いたします。これからアジャイル・スクラムの導入をしたいと思われている方、導入したけどうまくいっていない方、組織でひとりぼっちで孤独な闘いをされている方に何か参考になる話ができればと思っています。 [講演者] ユーザ系ITシステム子会社で、グループ企業向けの業務系システムの設計/開発を行っています。ブラック企業をいくつか経由して現職ですが、日夜、目に見えない敵と闘っております。 |
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13:30 – 14:30 | 「Why do we use Scrum? ユーザ企業のスクラム導入事例 ~失敗体験から学んだスクラムの本質~」 |
(60 min.) | |
講演 M L
このセッションでは、スクラムでどういうプラクティスを活用しているのか、どういうツールを使っているのか、などの方法論にはあまり言及しません。 スクラムを導入しているマネージャーの立場、スクラムを運用しているスクラムマスター、それぞれの立場から、注意していることや失敗談を中心にご紹介します。 前者のセッションでは、なぜスクラムを導入したのか、どのような対象にスクラムを活用しているのかを簡単にご紹介します。業務委託においてスクラムを活用するために工夫した点について、少し詳しくお話します。 同じような立場の方々が、自社でスクラムを活用する際のヒントとなれば幸いです。 [講演者] 報道機関の営業として政府機関、大手金融証券等への情報配信サービスに携わったのち、2011年、DeNAへ入社。アライアンス事業、広告審査、運用全般を経験し、2013年7月からスクラムマスターとして活動しています。ビジネス職でエンジニア経験ゼロからのスターターです。 貝瀬 岳志氏(カイセ タケシ氏) 2007年にWebエンジニアとしてDeNAに入社以来、mobageをはじめとした大規模サービス開発に携わっています。2011年から自チームの運営のためにScrumの導入を開始し、開発部門のマネージャー、スクラムマスター部門のマネージャーを経て、対象範囲を拡大しています。現在は、組織全体の改善推進とリーダーの育成に力を注いでいます。 |
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15:00 – 16:00 | 「Scrumで売上があがるのか」 |
(60 min.) | |
講演 M
経営者がScrumを導入するにあたって気にするのは「で、それで売上あがるの?」という一点につきます。 シャノンでScrumを導入することによってビジネス的にどのようなメリットが得られたのか。開発サイクルとビジネスのサイクルの流れをどのようにコントロールして収益に結びつけているのか。そのあたりをお話しします。 [講演者] 1998年に日本オラクル株式会社に入社。アプリケーションサーバの国際化やエンジニアリングに携わる。その後、Webサービスを自分で開発したいという思いから2005年に株式会社シャノンに入社。現在はプロダクトオーナーとしてシャノンの製品のマネジメントおよび技術の統括をする。 |
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16:30 – 17:30 | 「塹壕より、アジャイルプロジェクト運営」 |
(60 min.) | |
講演 L
現場でアジャイルな開発を実践しようとしたとき、「理論だけでは解決できない問題」に直面する。私たちは、現場それぞれのコンテキストにおいて工夫し、アクションを試み、乗り越えていかなければならない。このセッションでは、発表者自身が実際に経験した「アジャイル開発の問題や課題」を取りあげ、開発現場での実践知をベースに参加者の皆さんとともに考えていくセッションです。明日の現場を前進させるための60分。 [講演者] SIとサービス開発、性質の異なるシステム開発の経験を経て、現在は受託開発でアジャイル開発のマネジメント、コンサルティングに携わっている。利用者にとって価値をもたらすシステム開発を追求するべく、アジャイルな開発と向き合い続けている。また、開発現場の前進を目的に開発コミュニティDevLOVE を2008 年から立上げ、主催している。 藤原 大氏(フジハラ ダイ氏) 楽天株式会社 プロセス&クオリティ課 アジャイルグループ マネージャー。プロジェクトリーダー、チェンジ・エージェント、アジャイルコーチ、トレーナー。Redmine、Jenkinsといった開発を支援するツール環境の整備や、アジャイル開発による創造的で普通のソフトウェア開発支援を行っている。趣味は沖縄離島巡り。 |
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13:30 – 14:30 | 「Amebaはなぜ大量のサービスを最速でリリースできているのか? ~Scrumが浸透した組織の作り方~」 |
(60 min.) | |
講演 M L D
Amebaでは現在コミュニティサービスだけでも40以上のサービスとその開発チームが存在しています。 開発プロセスという言葉すら認識がなかった時代から現在までの道のり、「その中でどのように企業文化と向き合いながら浸透していったか」を紐解くことによって、皆さんの組織のScrum導入における現実とその対策をお話できればと思います。 [講演者] 2012年4月 にエンジニアとしてサイバーエージェントに入社。 渡邉 雄作氏 アメブロなどのAmeba関連サービスに関わり、アメーバピグ立ち上げ時の開発責任者を担当。その後Amebaにおけるコミュニティサービスの開 発を担当し、現在はアドテクノロジー事業の開発を担当。 |
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15:00 – 16:00 | 「プログラマのためのScrum」 |
(60 min.) | |
講演 D
このセッションでは、コードをガリガリ書いていたいプログラマにとって、Scrumにはどんなメリットがあるのか、逆に、どのようなところで導入に違和感を感じるのかをご紹介します。そして、Scrumの中でプログラマが輝くためには、どんな環境が望ましいかもお話したいと思います。 [講演者] 大学時代にソフトウェア工学の面白さに惹かれ、ソフトウェア工学に関する研究に従事し、その後は、ソースコードや設計の美しさにこだわって開発を行っています。その中で数年前にScrum/Agileの可能性に気づき、国内では唯一のCertified Scrum Developer取得者となり、現場の開発者にとって有意義なScrum/Agileの実践を目指しています。業務だけにとどまらず、Scrum道スタッフ、TopSE講師などの活動を通じて、自身の研鑽とともにScrumの普及を目指しています。 |
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16:30 – 17:30 | 「アジャイルにテストをすることの楽しさと限界」 |
(60 min.) | |
講演 D
アジャイルなテストにおいてはテスト実施についてが注目されがちですが、現実的にアジャイルソフトウェア開発の原則やプラクティスでそれらしさを大きく占めているのは「計画」「見積もり」「シームレスな設計」「意思疎通」などに思えます。本セッションはテストの計画、見積もり、設計方法、会話方法などについてアジャイルにどのようなことができるかという経験や研究内容についての発表になります。 [講演者] ソフトウェアテストアーキテクト。 |
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10:10 – 11:20 | 「組織にアジリティを取り入れる – どうすればアジャイルになれる?」 |
(70 min.) | |
講演 同時通訳 M L D
フォレスター・リサーチによると、欧米の大企業のうちアジャイル手法を導入しているのは14%、導入を検討しているのは19%に上ります。プロジェクトの失敗を避けるためにはアジャイル開発をやったほうがいいのだと米スタンディッシュ・グループが薦めているからだけではなく、アジリティこそが前途有望な開発のアプローチだと考えているからです。 [講演者] ユッタ・エクスタインはブラウンシュヴァイク(ドイツ)の独立コーチ、コンサルタント、トレーナーです。プロジェクトや製品開発で15年以上の経験を積み、アジャイルプロセスについてのノウハウを身につけました。彼女は、たくさんのチームや組織がアジャイルなやり方に移行するための支援を世界各地でしてきました。彼女は、中規模なものから、ミッションクリティカルな大規模分散プロジェクトに至るまで、アジャイルプロセスを適用する中で独自の経験を培ってきました。これは彼女の著作『Agile Software Development in the Large(アジャイルソフトウェア開発の大規模適用)』や『Agile Software Development with Distributed Teams(分散チームによるアジャイルソフトウェア開発)』でも語られています。彼女はAgileAllianceのメンバーでもあり、欧米のアジャイル開発、オブジェクト指向、パターン界隈におけるさまざまなカンファレンスのプログラム委員でもあります。2011年には、ドイツのIT業界でもっとも重要な100人にも選ばれました。 |
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12:50 – 13:50 | 「エンタープライズでタッチダウンを決めるための戦略と実践」 |
(60 min.) | |
講演 M L D
エンタープライズシステムは社会的意義が大きいほど多くのステークホルダーと変えられない既存業務を持ちます。こうした状況において良いシステムを提供する(タッチダウンを決める)ためにはどうしたらよいでしょうか。本講演ではグロースエクスパートナーズ社(GxP)がエンタープライズのシステム構築について、どのように戦略をたて、実践しているかについてお話をしたいと思います。企画から運用までの広範囲を駆け抜けるためにスクラムやリーン、あるいはウォーターフォール、UI/UXなど、様々なテクニックをどのように駆使しているか紹介します。 [講演者] ユーザー系企業、ベンチャー、フリーランスを経てグロースエクスパートナーズに入社、2013年より同社執行役員 兼 ビジネスソリューション事業本部 本部長。 和智 右桂氏(ワチ ユウケイ氏) ソフトハウスにて開発標準化やフレームワーク開発などを経験した後、大手Sierを経て、2011年より現職。受託開発のリーダーとして、プロジェクトの立ち上げから運用設計までを手掛けている。訳書に『エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計』(翔泳社、2011年、共訳)、『継続的デリバリー』(アスキー・メディアワークス、2012年、共訳)、『組織パターン』(翔泳社、2013年)など がある。 関 満徳氏(セキ ミツノリ氏) エンタープライズ向けのIT業界にて、開発運用から企画および新規事業立ち上げに関与。現職は、エンタープライズ向けの新規サービス立ち上げ支援コンサルタントおよびITアーキテクト。 |
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14:20 – 15:20 | 「「ざんねんスクラム」で学べるかもしれない」 |
(60 min.) | |
講演 D
アジャイル開発やスクラムに関する誤解や誤用(ScrumBut)をまとめて「ざんねん」と総称してます。それらがどのように「ざんねん」なのかを通して、より理解を深めていくためのセッションです。発表内容は細かく分かれていますので、途中参加、途中退出はお気軽になさってください。また、発表中に随時、質疑応答ボケツッコミなどを交えていきたいので、発言は積極的にお願いします。 [講演者] 2000年にリファクタリング、2001年にXPを知って以来、コツコツと学び、実践し続けています。自らが関わるプロジェクトで少しずつ(ときにはこっそりと)取り入れてましたが、2009年にCertified Scrum Masterを取得後、Scrumを自社内の開発の標準としました。現在はアジャイル開発を導入するお手伝いや、それに関わる技術者の育成、オブジェクト指向の教育などを主な仕事としてます。 |
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15:50 – 16:50 | 「アジャイルアカデミー課外授業―XP、スクラム、そしてリーンについての究極の疑問の答え」 |
(60 min.) | |
講演 D
みなさんはすでにアジャイル開発の有効性についてご存知だと思いますが、他の人たちはどのようにしているんだろうかとか、もっとうまくやれる方法があるんじゃないだろうかとか、いろいろな疑問をお持ちだと思います。これまでに「アジャイルアカデミー」として研修を実施してきた講師陣たちが、みなさんの疑問にお答えします。なんでも質問してください。みんなで一緒に考えていきましょう。 [講演者] スクラム道主宰(#scrumdo)、アジャイルサムライ監訳者(#agilesamurai)、『Scrum Boot Camp The Book』 著者(#scrumbcbook))、Agile Japan 実行委員、Scrum Gathering Tokyo 2011 実行委員 角 征典氏(カド マサノリ氏) 1978年山口県生まれのプログラマ。 角谷 信太郎氏(カクタニ シンタロウ氏) 一般社団法人日本Rubyの会理事。Askausa.rb幹部(自称)。Developers Summit 2012 ベストスピーカー賞総合1位。楽天テクノロジーアワード2011 Ruby賞受賞。 和田 卓人氏(ワダ タクト氏) 学生時代にソフトウェア工学を学び、オブジェクト指向分析/設計に傾倒する。その後様々な縁に導かれソフトウェアパターンやXPを実践する人たちと出会い、後のテスト駆動開発の誕生を知る。 太田 健一郎氏(オオタ ケンイチロウ氏) 大手SIer にて開発支援ツール開発SE を経験した後、商用・オープンソースを使った各種の自動テスト、パフォーマンス・テスト、インスペクションをお客様プロジェクトで担当。その後、大手Web サービス会社にてJenkins を始めとするCIテスト自動化、パフォーマンス・チューニングなどを担当。 |
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12:50 – 13:50 | 「継続的 “学び” のススメ ~ 「社内標準アジャイルプロセス」を作ろうとしているアナタへ ~」 |
(60 min.) | |
講演 M L D
どうすれば改善活動やアジャイルを現場に根付かせることができるか?というのは、推進役の共通の悩みでしょう。 [講演者] 旧大阪外国語大学イスパニア語学科卒業後、社内SE、トレーニング講師、組込みソフト開発サポートを経て、現在はアジャイル開発・オブジェクト指向・UMLなどのコンサルティング、トレーニング講師を主たる活動としています。 |
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14:20 – 15:20 | 「1つのプロジェクトでスクラム、カンバン、ガントチャートでスケジュールを立てる。無意味? それとも必要?」 |
(60 min.) | |
講演 逐次通訳 L
ハンソフトを使って仕事をしている顧客の多くは、ソフトウェアが中心の製品、すなわちソフトウェアが製品全体の性能や機能群を決定づけるようなものを設計し開発しています。しかし、別の問題もあります。たとえば、いわゆるハードウェアと呼ばれるものです。大規模な通信機器ベンダーからOculus [講演者] ハンソフトのシニア・プロダクティビティ・エキスパートであるスヴァンテは、世界中の顧客と、彼らがその生産性を新次元に到達させられるよう、アジャイルとリーンについて議論を重ねています。彼は業界で25年以上を過ごし、ハイ・パフォーマンスなソフトウェア開発チームを作ることについて、深い経験を持っています。彼はイヴァー・ヤコブソン、マイクロソフト、ラショナル・ソフトウェアなどの会社において、開発マネージャー、プログラム・マネージャー、プロジェクト・リーダー、コンサルタントといったポジションに就いてきました。また彼は、北欧がリーンやアジャイルに変化をする中で2年間チェンジ・エージェントの先頭に立ち、ここ5年ほどはリーンやアジャイルの採用を専門としています。スヴァンテは著作を持ち、チーム・ダイナミクスや、大規模分散型のリーンでアジャイルなソフトウェア開発プラクティスについての講演者でもあります。 |
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15:50 – 16:50 | 「Scrumの導入を振り返って」 |
(70 min.) | |
講演 L
グラスバレー株式会社が、パッケージソフトであり、H/W製品であり、かつ開発体制としても製品としてもワールドワイド展開するEDIUSの開発で、なぜScrumを採用し、どう導入したのか、当社の成り立ちや、扱う製品の概要などを交えつつ説明します。また、導入から約一年たって、どういう問題をどう解決したか、今の課題は何かについてまとめます。 [講演者] 1999年、カノープス株式会社(現 グラスバレー株式会社)に入社以来、ノンリニア編集ソフトウェアの設計、実装に携わっています。入社当初はエンジニアとして、主にビデオエフェクトの設計・実装を担当しました。続いて、Premiere Real-time編集プラグインの設計・実装を担当、その後、EDIUS開発プロジェクトの技術面担当のマネージャを経て、2011年より現職であるグラスバレー株式会社のソフトゥエア開発部門の統括をしています。 |
オープンスペース(両日) | オープンジャム |
オープンジャムとは?参加者が自ら好きなことを行える場所を提供します!海外のカンファレンスなどで良く見られるもので、短いスライドを持ち込んで講演したり、その場で即興のセッションを行うこともあります。プロジェクタ、ホワイトボード、ペン・ふせん、そして空白のスケジュール表をご用意しておくので、当日自分でいつ行うかを書き込んで、イベントを盛り上げてください! |