Scrum Alliance Regional Gathering Tokyo 2013開催!!
2011年10月におこなわれたScrum Gathering Tokyo 2011から約1年。日本におけるScrumへの取り組みがますます活発になってきました。そんな中で既にScrumに取り組んでいる方、これからScrumに取り組む方のために、再度日本最大のScrumイベントを行うことになりました。その名もScrum Alliance Regional Gathering Tokyo 2013。ーー日本のスクラム実践のパイオニアが参集し、Scrumの父の父である野中郁次郎氏、組織パターンのJames O. Coplien氏、Management 3.0のJurgen Appelo氏にご講演いただく貴重な機会です。タイムテーブルはこちらをご参照ください。
皆様のご来場を心からお待ちしております。
開催概要 | 参加対象の方 | 特別講演(野中郁次郎氏) | 特別講演(Jim Coplien氏) | 基調講演(Jurgen Appelo氏) |
開催日 | 2013年1月15日(火)、1月16日(水) タイムテーブル |
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基調講演 | 野中郁次郎氏 – 一橋大学名誉教授, “知識創造企業” Jim Coplien氏 – The father of Organizational Patterns, Scrum Foundation Jurgen Appelo氏 – NOOP.NL, “Management 3.0” |
定員 | 両日とも150名 |
場所 | 秋葉原UDX JR秋葉原駅徒歩2分、東京メトロ銀座線末広町徒歩3分、 つくばエクスプレス秋葉原駅徒歩3分、東京メトロ日比谷線秋葉原駅徒歩4分 アクセス |
参加費 | 1日:26,250円、2日:42,000円 (消費税込み) |
主催 | Scrum Alliance Regional Gathering Tokyo 2013実行委員会 |
共催 | 株式会社翔泳社 |
講演者紹介:一橋大学名誉教授。知識創造経営の生みの親。1986年にハーバードビジネスレビューに発表した論文 “The New New Product Development Game (新製品開発の新たな方法)” はスクラムに深い影響を与え、「スクラム」という用語もこの論文内の表現からとられている。
代表的な著作(共著)に「失敗の本質」ダイヤモンド社(1984)、「知識創造企業』 東洋経済新報社(2005)、「知識創造経営プリンシプル」 東洋経済新報社(2012)等がある。
講演概要: デンマークには「アジリティ」という、訓練された犬によって行われるスポーツがある。その訓練と血統に関する研究論文には、アジャイルソフトウェア開発と似通った点がいくつかある。「日々行われる優れた実践行動(プラクティス)は、トレーナーによって行われているというよりも、チームとして行われている」。現在のアジャイル普及への道は、アジャイルの理念(イデオロギー)を習得したことを認定することに重きが置かれていたり、いくつかの理念をより上位の理念の傘の下にまとめただけで、緊急に軌道修正が必要だ。本講演では、(トヨタの)カイゼンに根ざしたアプローチで、スクラムや一般的なプロセス改善について考えていく。そして、アジャイルの認定において事実や知識をベースとした計測方法から、よりアジャイルな認定方法に移行するとはどういうことかを説明する。そして最後に、ゲームを使った内観的かつ実験的な取り組みについて紹介する。そして、認定やテスト重視のアジャイルに対する事実と知識をベースにした学習方法から、ゲームをベースとした内観的かつ試行的な取り組みへの移行についても紹介する。
講演者紹介:AT&Tベル研究所在籍時に行ったボーランド社での開発事例(Borland Quattro Pro for Windows study)は、初期のスクラム成立に影響を与えた。ジェフ・サザーランドとの親交が深く、2011年のスクラムガイド改訂にも関わる。建築家クリストファー・アレグザンダーのパターンランゲージをソフトウェアへの適用を始めたヒルサイド・グループをケント・ベックらと設立したことも有名。よいソフトウェア開発組織をパターン化した「組織パターン」が有名。現在、スクラムについての「スクラムパターン」の構築を進めている。
主な著作 “Organizational Patterns of Agile Software Development” Prentice Hall(2004), “Lean Software Architecture for Agile Software Development” Wiley(2010)。
講演概要: マネージャーであれば「組織は複雑適応系(complex adaptive system)である」ということを理解していると思う。しかし、組織を実際にどのように管理するのがよいのかは理解されていないのではなかろうか。複雑系思考によると、単一の観点より、時に相矛盾する多様な観点を持っていることに価値があるという。継続的な改善には、予測や適応だけでなく、探検が必要である。また、ほとんどのイノベーションは、外適応、すなわち既存のアイデアを新しいコンテキストに適用しようとしたときに生まれるという。21世紀のビジネスマネジメントには、複雑性への対応方法を理解することが必須といえる。本講演では、アジャイルマネジメントが意思決定をどのように改善するのか、そして、マネージャーがソフトウェア開発者から学べる事は何かを説明していく。
講演者紹介:オランダの実業家、講師、トレーナー。ヨーロッパ・アジャイル・リーン・ネットワーク共同設立者。2008年に開始したブログ NOOP.NL はアジャイルマネジメントから、ビジネス改善、自己啓発、複雑系理論まで広い分野をカバーして多くの読者を獲得する。2011年、アジャイル系出版として数々の名著を持つ Addison Wesley の Mike Cohn Signature Book シリーズで出版した ”Management 3.0” が世界的に大きな反響を呼ぶ。2012年には電子小冊子 “How to Change the World” を出版した。Scrum Gathering Shanghai 2012, Agile 2012 ほか講演多数。
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