2013/1/15-16 Scrum Alliance Regional Gathering Tokyo 2013
1A-1 | Jurgen Appelo ユルゲン・アペロ |
10:00-11:10 | “Agile Management – Learning From Software Development” [ENGLISH] (通訳付) |
(70 min.) | |
マネージャーであれば「組織は複雑適応系(complex adaptive system)である」ということを理解していると思う。しかし、組織を実際にどのように管理するのがよいのかは理解されていないのではなかろうか。複雑系思考によると、単一の観点より、時に相矛盾する多様な観点を持っていることに価値があるという。継続的な改善には、予測や適応だけでなく、探検が必要である。また、ほとんどのイノベーションは、外適応、すなわち既存のアイデアを新しいコンテキストに適用しようとしたときに生まれるという。21世紀のビジネスマネジメントには、複雑性への対応方法を理解することが必須といえる。本講演では、アジャイルマネジメントが意思決定をどのように改善するのか、そして、マネージャーがソフトウェア開発者から学べる事は何かを説明していく。
[講演者] |
1A-2 | James O. Coplien ジム・コプリエン |
11:20-12:30 | “Buy or Build: where did your agile come from” [ENGLISH] (通訳付き) |
(70 min.) | |
デンマークには「アジリティ」という、訓練された犬によって行われるスポーツがある。その訓練と血統に関する研究論文には、アジャイルソフトウェア開発と似通った点がいくつかある。「日々行われる優れた実践行動(プラクティス)は、トレーナーによって行われているというよりも、チームとして行われている」。現在のアジャイル普及への道は、アジャイルの理念(イデオロギー)を習得したことを認定することに重きが置かれていたり、いくつかの理念をより上位の理念の傘の下にまとめただけで、緊急に軌道修正が必要だ。本講演では、(トヨタの)カイゼンに根ざしたアプローチで、スクラムや一般的なプロセス改善について考えていく。そして、アジャイルの認定において事実や知識をベースとした計測方法から、よりアジャイルな認定方法に移行するとはどういうことかを説明する。そして最後に、ゲームを使った内観的かつ実験的な取り組みについて紹介する。そして、認定やテスト重視のアジャイルに対する事実と知識をベースにした学習方法から、ゲームをベースとした内観的かつ試行的な取り組みへの移行についても紹介する。
[講演者] |
1A-3 | Laszlo Szalvay ラズロ・サルベイ |
14:00-14:45 | The secret sauce of Innovation [ENGLISH] (通訳付き) |
(45 min.) | |
By distilling the experience of dramatically successful innovators, Laszlo Szalvay has identified five steps that every organization should adopt and make part of their DNA. Combining Agile concepts with a new approach to innovation, companies are able to create surprising breakthroughs in new product creation and development. Using wide ranging examples, interactive exercises and an engaging discussion style, Laszlo will give every participant insights that can be immediately applied to re-invigorate and nourish product innovation. 大きな成功を収めたイノベーターたちの経験から、組織がDNAの一部に取り込むべき5つのステップが明らかになった。アジャイルのコンセプトとイノベーションへの新たなアプローチを組み合わせることで、企業は新製品の創出と開発において驚くべきブレークスルーを行うことができる。幅広い具体例を示しながら、インタラクティブなエクササイズとディスカッションを行っていく。本セッションで得られる知見は、プロダクト・イノベーションの再活性化と促進にただちに活かせるだろう。 [講演者] |
1A-4 | Yoshiyuki Ueda 上田善行 |
15:00-15:45 | アンチファクトリー:アジャイル/スクラムによる顧客と開発チームの至高体験 |
(45 min.) | |
ITアウトソーシング業界は長い間、大量生産可能な「ソフトウェア開発工場」を如何に拡大するかに苦心し、 顧客と開発者を断絶させ、開発チームの素晴らしいアイデアよりもドキュメントに書かれた仕様を優先しているのである。結果的に完成したソフトウェアはビジネスが求めた価値を生み出さず、プロジェクトに参加する全てのプレイヤーが疲弊する状況が散在 。 アジ ャイルソフトウェア開発に特化したグローバル企業であるCi&Tの事例を基に、スクラムによる顧客と開発チームの新しい関係が如何にこの状況を打破するかに迫る。 | |
[講演者] Yoshiyuki Ueda 上田善行 Ci&Tアジア太平洋地域ビジネスディレクター。 同社のアウトソーシングサービスを通じ日本国内の更なるアジャイル普及にコミットしている。1年の大半を日本と中国で過ごし、料理の腕前とお酒には自信がある。 |
1A-5 | Mitsuharu Sugiyama 杉山 光治 |
16:00-16:45 | スクラム・スタートアップ 〜スクラム導入の勘所と事例紹介〜 |
(45 min.) | |
あなたは、どのようにScrumを導入しましたか? もしくは、どのようにScrumを導入しようとしていますか? Scrum導入の成功要因となり得るのは、何だと思われますか? 例えば…
他に方法はないのでしょうか? |
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[講演者] Mitsuharu Sugiyama 杉山 光治 株式会社豆蔵 ビジネス・ソリューション事業部 チーフ・コンサルタント |
1A-6 | Interactive Dojo-style Panel インタラクティブパネル |
17:00-18:30 | 達人に聞きたいホントのところ |
(90 min.) | |
「ぶっちゃけどうなんですか?」みんな知りたいホントのところ。スクラムコーチや実践者の方々に聞いてみるのが一番です。本セッションでは講演を聞くのではなく、より身近な自分ごととしての課題を”達人”に聞いてヒントをもらうことができます。 大部屋の各所にそれぞれ特徴をもった”達人”がいますので、自分の立場に近いところで濃密な質疑をしてもよし、色々な方の意見を聞いて回るもよしのセッションです。ぜひご自分のもやもやを解決してください。 [パネラー] Takuo Kimura 木村 卓央 Yusuke Fujisawa 藤澤 悠介 Kaz Takahashi 高橋 一貴 Kazuya Sakakiyama 榊山 和也 Mitsuharu Sugiyama 杉山 光治 Etsuo Yamada 山田 悦朗 Ken Matsumoto 松元 健 Takashi Imagire 今給黎 隆 |
1E-3 | Interactive Panel インタラクティブパネル |
14:00-15:45 | How to introduce Scrum into our organization スクラム組織導入入門 |
(105 min.) | |
スクラムはやってみた。効果もわかってきた。ではこの取り組みをどうやって周りに伝えたら良いのだろう? 自分たちの取り組みを理解してもらい、実践し、組織文化へ根付かせていくために出来ることは何でしょうか。既に組織への導入を始めている4社の事例を参考に、ご自分の会社への働きかけの方向性、最初の一歩へのヒントをぜひつかんでください。 [パネラー] 株式会社NTTデータ 柴山洋徳氏 株式会社バンダイナムコスタジオ 松元健氏 ヤフー株式会社 小野澤興平氏 |
1E-5 | Atsushi Kon-no 今野 睦 |
16:00-16:45 | あなたのプロジェクトでは、アンドンを引けますか。 Smalltalkという源流に学ぶ — 僕だってCoplienの話を聞きたいよん — |
(45 min.) | |
リーン、スクラムと日本で生まれた生産方式が逆輸入され、適用されています。 しかし、なにか大切なものが輸入されてきていないように思えます。 一方、XP、SCRUMはSmalltalkを源流としていることが知られていますが、Smalltalkについて知っている方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか。 本講演ではSmalltalkとアジャイルの接点について概説し、真のアジャイルの姿を考察いたします。 [講演者] ■最近では、診療情報のビッグデータの活用について調査しつつ、高度医療機器のパッケージ開発に従事。 |
1E-6 | Hironori Washizaki 鷲崎 弘宜 |
17:00-18:30 | スクラムの実践現場でのよいやり方を形式知にしよう!~ パターンマイニングワークショップ |
(90 min.) | |
スクラムは1995年の発表以来、徐々に進化し、様々な考え方やノウハウ、周辺のアイディアを取り込みながら成長し現在に至っています。実際に皆さんが体験した課題や解決のアイデアを、少しずつ、他の人からも見える形にしていきませんか?
パターンとは、皆さんが現場で体験した、実際の課題に対するうまい解決方法を繰り返し利用可能な形式知として記述する手法の一つです。スクラムを現場で行う上では、メンバーやマネージャーの戸惑いや過剰な期待、時間やリソースの欠如など、多種多様な課題があり、そのなかで、うまくスタートさせるためのアイデアを振り絞って一歩一歩前に進まれているのではないかと思います。 勉強会や飲み会などで話をしていると、そういったうまくいったアイディアやノウハウについて、意外と他の人も同じ道を通っていた、なんてこともあると思います。それを文書に残すのがパターン化の第一歩です。 パターン化のコツは、表面的な解決方法のみに囚われず、どのような状況でどのような課題を扱ったのか、なぜそれでうまくいくのか、をきちんと考えて、本質を探ることです。それはまた、類似した課題や解決の可能性を気付かせて、パターンがパターンを産むサイクルに繋がります。 本セッションでは、参加型のワークショップ形式で、実際に皆さんの体験からパターンを発掘する「パターンマイニング」を行い、そのコツを掴んでいただきたいと思います。コツさえ掴めてしまえばしめたもの、あとはご自身や職場で広げていただけます。実際、今 ScrumPLoP といった集まりを中心にスクラムをパターンにより捉え、発展させていくことが行われつつあります。皆さんの体験やアイデアを持ち寄って、カタチにしましょう! [講演者] |
1F-3 | Jurgen Appelo ユルゲン・アペロ |
14:00-16:00 | Let’s Help Melly (Changing Work Into Life) [ENGLISH][日本語質疑応答サポートあり] |
(120 min.) | |
Many people in the world don’t really like their jobs. And most organizations are not healthy. They are badly prepared for increasing complexity and changing environments. Most managers know that organizations are complex systems. But few understand what that means for the way organizations should be managed. Complexity thinking suggests that we should seek a diversity of conflicting perspectives. It explains that organizations need experimentation, not just adaptation. And it says that most innovation happens by stealing and tweaking existing ideas to fit a new context. Ultimately, what organizations need is a “management workout”. A number of simple practices that make employees happy and the organization healthy, and which satisfy the rules of complexity thinking.
メリーを助けよう(仕事から人生へ) [講演者] [質疑応答翻訳サポート] |
1F-6 | James O. Coplien ジム・コプリエン |
16:00-18:30 | Beyond certification to Kaizen with ScrumKnowsy [ENGLISH][日本語質疑応答サポートあり] |
(120 min.) | |
Scrum isn’t about a one-time stamp of approval but about ongoing Kaizen mind. In this workshop we’ll play Scrum Knowsy ― a serious game that will help your team work towards better Scrum practice. Learn to use Scrum Knowsy to build team alignment in a playful environment. Learn how to use Scrum Knowsy to compare yourself to industry experts in Scrum, and to take ownership of your own Scrum direction.
You’re encouraged to attend together as a Scrum team. Bring your Product Owner, Manager, and other stakeholders, too. Each team will need at least one computer (laptop, iPad, or other device with Internet access). You can benefit further (saving time) by each team member having his or her own iPad. Please register in advance at http://www.knowsyknows.com/a/scrumtide (free of charge ― enter your name and Email only, but no credit card information). You can see more information at http://www.scrumknowsy.com. If you are already committed to making Scrum Knowsy part of your Kaizen program, then have your ScrumMaster sign up for a facilitator account ($US 19 for a one-year license). That means that you’ll be able to establish your team’s play history at the event under expert facilitation. If you come alone, don’t worry ― we’ll find some friends for you to play with! Scrum Knowsyで認定からカイゼンへ [講演者] [質疑応答翻訳サポート] |
2A-1 | Prof. Ikujiro Nonaka 野中郁次郎 |
10:00-11:30 | 実践知リーダーシップとアジャイル/スクラム |
(90 min.) | 〜 イノベーションを生み出し続ける組織に求められるリーダーとは |
イノベーションを生み出し続ける創発的な組織の要件とは、果たしてどのようなものだろうか?80年代の日本企業にあったイノベーティブな文化は、どのように変容してしまったのか?今後、社会をよりよく変えるプロダクトのビジョンを生み出すために、どのようなリーダーシップが必要とされるだろうか? 本講演では、”スクラム” という用語の元になった論文 “The New New Product Development Game” の著者であり、世界を代表するビジネス思想家である野中郁次郎名誉教授から、現代の日本企業に必要とされる、組織・人間・テクノロジーを結びつける賢慮のリーダーシップについて、お話いただきます。 [講演者] |
2A-2 | Interactive Panel インタラクティブパネル |
11:40-12:30 | 野中郁次郎 x 平鍋健児 |
(50 min.) | 〜 スクラムの源流と優れた組織文化の結節点を探る |
日本のアジャイルソフトウェア開発の普及活動を長年牽引してきた平鍋健児氏に議論に加わっていただき、スクラムの開発者の一人 ジェフサザーランド博士へのインタビュー結果も踏まえながら、アジャイル/スクラムが示唆する優れた組織文化の要件を探っていきます。 |
2A-3 | Shibayama Hironori 柴山 洋徳 / Oyobe Takeo 及部 敬雄 |
14:00-14:45 | Product Ownership 〜 NTTデータと楽天 |
(45 min.) | それぞれの文脈でのサービスづくり、人づくり、チームづくりの取り組み |
日本初となる業界/企業を超えてアジャイル開発手法の導入に共同で取り組む、NTTデータと楽天の取り組みを紹介します。合同研修の取り組みは既に始まっており、2012年10月にProduct Ownershipの権威であるJeff Patton氏を招いてプロダクトオーナー研修を実施しました。「協働」、「Product Ownership」をテーマとして、両社それぞれの文脈での「サービスづくり、人づくり、チームづくり」としての現場へのスクラム導入事例をご紹介します。
[講演者] 及部 敬雄(Oyobe Takeo) モデレータ: 川口 恭伸(Yasunobu Kawaguchi) |
2A-4 | Tsubota Tomo 坪田 朋 / Kaise Takeshi 貝瀬 岳史 / Kouzaka Hiroaki 高坂 博昭 |
15:00-15:45 | DeNA流Scrumとcommのチームビルディング |
(45 min.) |
2012年10月に世界200以上の国と地域でリリースされ、配信直後に国内のダウンロード数トップを記録した、無料通話アプリ「comm」。高品質の通話の実現、多くのスタンプの導入など、スピード感ある開発を実現している、Scrumの手法をコアメンバーが語ります。
[講演者] 貝瀬 岳志(Kaise Takeshi) 高坂 博昭(Kouzaka Hiroaki) |
2A-5 | 及川喜之 / 池田和幸 / 上野聖 |
16:00-16:45 | Scrum of the suite, by the suite, for the suite |
(45 min.) | |
「お客様のために進化」を続けるアスクルが、爆速でお客様への新たな価値を提供しつづけるるために選んだのがアジャイル/スクラムでした。セールスフォース・ドットコム、プライスウォーターハウスクーパース、アスクルの3社が共同で取組んだ事例を3社それぞれの視点でご紹介します。 また、吉羽龍太郎氏をモデレーターに迎えプロジェクト現場担当者から実際の現場での生の声を交えて臨場感ある事例をご紹介します。 [講演者] [パネルディスカッション] |
2A-6 | Agile / Scrum Community Lightning Talks |
17:00-18:30 | コミュニティ ライトニングトークス & 交流会 Presented by Odd-e |
(90 min.) | |
[登壇予定コミュニティ]
[司会] |
2E-3 | Masanori Kado 角 征典 |
14:00-15:40 | The New New Product Development with Lean Canvas |
(100 min.) | |
プロダクトオーナーの役割を「製品の価値を最大化すること」だと考えているかもしれませんが、それは厳密には正しくありません。本来であれば「新製品」の価値を最大化することでなければいけません。それでは、現代における新しい新製品開発(The New New Product Development)とは何でしょうか?それは、リーンスタートアップをはじめとしたイノベーション創造のムーブメントに他なりません。本セッションでは、リーンシリーズ第1弾『Running Lean』で紹介されている「リーンキャンバス」を使って、プロダクトオーナーが本来考えるべき「新製品の価値」を一緒に学んでいきます。
[講演者] |
2E-4 | Tetsuya Tarumoto 樽本徹也 |
16:00-18:30 | POのための「デザイン思考」ブートキャンプ――2時間で”お財布”を再発明! |
(150 min.) | |
トーマス・エジソン、スティーブ・ジョブス、本田宗一郎、盛田昭夫――彼らは皆、偉大な「デザイン思考家」でした。デザイン思考とは風変わりなオブジェを創ることではありません。既存の概念にとらわれず、飛躍的な発想を生むための方法論です。その大原則は「Show, Don’t tell(言葉で説明するよりも実物を見せる)」。そのため、デザイン思考では有り合わせの材料を使って手早く工作(=ダーティ・プロトタイピング)することがとても重視されています。つまり「手を動かしながら考える」のです。
この『お財布プロジェクト』はデザイン思考の学校・米スタンフォード大学d.schoolで開発されたブートキャンプ(新兵訓練)スタイルのスピード感溢れるワークショップです。デザイン思考の基本プロセスとダーティ・プロトタイピング手法を使って、その場で実際にプロダクトを制作します。元々は10週間の教育内容を90分間に圧縮したという超スパルタ方式ですが、今回はファシリテーションとワークシートを改良したロングバージョンでお届けします。 手と頭をフル回転させる2時間。さあ、一緒にイノベーションを起こしましょう! なお、このワークショップではご自身の財布・小銭入れを中身を含めて見せて頂きます。見られては困るものが財布に入っている場合は、あらかじめ抜き取っておいて下さい。 [講演者] |
2F-1 | |
10:00-13:00 | Scrum the next generation |
(180 min.) | |
より良いやり方を探し求めてAgile/Scrumにたどり着いたものの、周りの理解が得られない、組織が、契約が……。そんなあなたのための処方箋はどんなコーチでも出してくれません。 本セッションでは、日本のAgile/Scrumを第一線で引っ張っている5人のスピーカーが、ソフトウェア開発に対する思いを力強く語ります。 より本気で実践的な議論と行動を強く願う方には、何かしらのヒントが見つかるはずです。 [サブタイトルおよび講演者] 「よいフレームワークがあれば十分ですか?」 「アジャイルサムライって当たり前になるのかな?」 “On My Way To The Timeless Way of Programming” 「いつまで開発のやり方ばっかり語ってるの?」 |
2F-3 | Tohru Takagi 高木 徹 、Nobuyuki Mitsui 三井 伸行 |
14:00-14:45 | TPS/TMSという源流に学ぶ |
(45 min.) | |
アジャイルやリーンに関する翻訳書籍の冒頭に『トヨタに学んだ』・『トヨタを参考にした』といった記述を多く見かけますが、何を学び、何を参考にしているのでしょうか? 本講演ではTPS並びにTMSという世界のモノづくりの源流(神髄)に学ぶことの重要性を解説し、Scrumへの適用について考察いたします。 [講演者] Nobuyuki Mitsui 三井 伸行 |
2F-4 | Michiaki Taniguchi 谷口倫章 |
15:00-15:45 | “Agile Transformation in Big” 大組織でのアジャイル変革 |
(45 min.) | |
アジャイルは成熟し、お試し期間を終えた。いまや多くの企業が企業全体にアジャイルを普及させることに興味を持っている。これまで10年以上に渡り、アジャイルへの変革が注目されているにもかかわらず、大規模な変革が成功したという具体例は極めて少数しかなく、失敗や規模縮小の例は枚挙にいとまがない。成長し続ける大規模アジャイルの実現が求められている。本セッションでは、個別プロジェクトのレベルからプログラムマネジメント(Program Management : プロジェクト群を管理するプロセス) のレベルまで、ソフトウェアのアジリティを実現するためのエンタープライズ・パターンについて議論する。入門レッスンを超えて、具体的な事例を見ていこう。
[講演者] ドイツに住む日本人アジャイリスト。主にヨーロッパでコーチ、コンサルティング、トレーナーとして活動。アギレルゴコンサルティング創業者。同社はプロセスとプロジェクト管理のコンサルティングを提供する会社で、高パフォーマンスの開発組織を作るための、アジャイルプロセスやテクニックを提供している。特に大規模組織にアジャイルのやり方や原則を適用することに関心がある。 |
2F-5 | Technology Talks 技術トークス |
16:00-18:30 | |
(150 min.) | |
スクラムには書かれていない、開発技術について考えます。短いスプリントの間に多くの価値を届けるために技術者として知っておくべき・考えておくべき・身に着けておくべきトピックスについて実践者の考え方を共有していきます。 スクラムを支える”開発チーム”としてどう成長するかのヒント持ち帰りましょう。 [講演者] 細谷 泰夫 (Yasuo Hosotani) 氏 和田 卓人 (Wada Takuto) 氏 玉川 憲氏 (Tamagawa Ken) 氏 |